磁性酸化ケイ素微粒子

  磁性酸化ケイ素微粒子は、コアシェル型構造であり、内部には超常磁性酸化鉄コアがあり、外部には酸化ケイ素シェルが包覆しています。このシリーズの微粒子はすべてサブミクロンサイズであり、酸化ケイ素表面の親水性は微粒子が水中での良好な分散性を保証しています。通常的に核酸の抽出と精製に使用されます。未修飾の製品の表面にはシリカヒドロキシ基があり、血液、細胞培養液、動植物組織、および法医学サンプルからDNAとRNAを抽出することができます。カルボキシル基修飾された製品は、PCR産物の精製やNGSフラグメントの選別などのシーンに適しています。その他の機能基(チオール基、エポキシ基など)修飾された磁性酸化ケイ素製品もカスタム製品として注文を承っております。

磁性酸化ケイ素微粒子仕様

材質:四酸化三鉄(Fe3O4)、二酸化ケイ素(SiO2

粒径範囲:0.30.5、0.70μm

固形分:4.0% w/v(ヒドロキシ基)、2.0% w/v(カルボキシル基、アミノ基)

表面修飾:ヒドロキシ基、カルボキシル基、アミノ

基保存液:純水または中性緩衝液

保存方法2~8℃冷蔵,冷凍不可

ほかの機能基付製品、他の粒径、包装の注文も対応します。お気軽にご連絡ください。

応用例1

ヒドロキシ基酸化ケイ素微粒子を用いた全血からのゲノムDNAの抽出

応用事例2

ヒドロキシ基酸化ケイ素微粒子を用いて血清からcfDNA(156 bp)の抽出

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